練習しているのに結果が出ない…
こういう悩みはありませんか?

こういうときは、少し「視点」を変えて考えましょう。

少ない時間で最大限の効果を上げることを目指すことは大切。

マラソンは、きつい練習をやり抜いてこそ成果が出るものだと思っているひとは意外と多いです。

がむしゃらにがんばることは、充実感や満足感を得られるという側面はありますが、 走力を高めるための「質の高い練習」 ではなく、 「自己満足の練習」になってしまいがちです。

マラソンの練習は、1ヵ月、 2ヵ月と継続しながら徐々に走力を高めていくものです。
練習で限界まで力を使い果たしてしまえば、身体の回復が追いつかず、 次の練習がベストな状態でスタートできません。

市民ランナーの方々は限られた時間で練習しますので、 効果が最大限出せるよう1回1回の練習を重ねていくべきです。

練習での追い込みすぎを防ぐために、チェックしたいのが「ペース」 「距離」 「練習頻度」です。
マラソンは、より速く、より長く、よりたくさん練習すれば走力がアップするもので
はありません。

練習の負荷は、高すぎても低すぎても、質の高い意味のある練習にはつながりません。 自分に最適なペース、距離、練習頻度を考えてみましょう。


練習前のチェックポイント

ペースは適切ですか?
1kmあたりのペースが30秒違えば、フルマラソンでは約20分の差が出でます。 練習では最後まで走り切ることができるペースをしっかり意識しましょう。

距離は適切ですか?
ペースが落ちたりフォームが崩れてきたりしたら、その時点で練習をストップする勇気を持つことも大事です。 距離にこだわりすぎないことです。

練習頻度は適切ですか?
質の高い練習を続けるために大事なのが疲労をためないことです。 負荷の高い練習 (ポイント練習) は、 基本的に間を2日以上空けて行うようにしましょう。

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